【中学受験一発逆転】プロ家庭教師の実際のコスト公開&見合うのかを考察

受験戦略

本日は、我が家で実現した中学受験の一発逆転劇の例をもとに

「中学受験を一発逆転するためにプロ家庭教師を雇うコストはいくらなのか、実際にコストに見合うのかをテーマにを考察したいと思います。

はい、我が家が実際にプロ家庭教師に使ったお金を大公開しようかと思います(笑)

と、本題の前に、この記事を書いているのは9月です。

丁度、夏休みも終わったところで、夏休みの集大成として様々な塾で模試試験が行われて、結果も出ている頃ですね。

模試試験の結果は家庭によって様々だと思いますが、

よく言われるのは「夏休み後の模試試験は結果が出にくい」ということです。

『夏休みにあんなに頑張ったのに、偏差値が下がってしまった』

『志望校の合格率がずっと圏外のまま・・・』

というのはよく聞く声です。

考えてみれば当たり前なのですが、自分も頑張っているということは周りのライバルたちも頑張っているのです。

もしお子さんが小6だとすると、本番まで半年というこの時期に勉強をさぼっている人はほとんどいないので、

成績を上げることはとても難しいことなのです。

「周りも頑張っているから成績を上げるのは困難」という状況は本番まで変わらない、むしろ激化すると断言できます。

このままでは志望校に合格するなんて無理、、、という心配に襲われるのは自然なことだと思います。

そして、そういった家庭の多くはこのタイミングで大きな選択を迫られていることかと思います。

  1. このままの受験対策を続行する
  2. 志望校を変更する(もしくは受験から離脱する)
  3. 大きく受験対策の方法を見直す

ひとつひとつこの選択肢を見ていきましょう。

  1. このままの受験対策を受験する

こちらについては、正直お勧めできません。

なぜならここまで受験対策に少なからず労力とお金を注いだにも関わらず、「結果」が出ていないからです。

この時期に「結果」に対する手応えがないまま、同じ受験対策で突っ走るのは非常に危険です。

願書を出すタイミングでも志望校の合格率は「圏外」のままで、

「玉砕覚悟の出願(ここまで頑張ったから記念受験)」をするか、

「現実的なラインの学校に直前の志望校変更」を迫られることになるかもしれません。

  1. 志望校を変更する(もしくは受験から離脱する)

こちらについてはある意味賢明な判断ができていると思います。

現状の受験対策で手が届く範囲を冷静に見極めるという点で傷口は最小限に抑えられるとも言えます。

志望校をある程度下げることで、現実的に本番では「合格」を得ることができる可能性は高いと思います。

問題は「志望を下げた学校」で結果として納得ができるのかという点でしょうか。

本番までまだ5カ月ある中で、「あの時、もう少し何とかできなかったのか」という後悔が残るかもしれません。

子供にとっては一生に一度の受験なので、最後まで諦めずにチャレンジさせたかったという思いは少なからず残ると思います。

  1. 大きく受験対策の方法を見直す

最後にこちらの選択肢ですが、私としては可能であればこの③が一番お勧めです。

9月のタイミングは大きく受験対策方法を変更できるラストチャンスとも言えます。

ここで大きく受験対策を見直すことで、今は手が届きそうにない志望校に合格できるかもしれません。

もし合格できたら、これまでの努力と費用が報われるだけでなく、

中学受験の成功体験も得ることができ、中高6年間の学校生活もきっと自信に溢れたものになると思います。

一生に一度の中学受験ですから、このラスト5カ月は大きく勝負に出るのも決して常識外れなことではないでしょう。

もちろん「大きく勝負に出る」というのは何かを失うリスクを差し出して大きな賭けにでる、という意味ではありません。

はい、ここまで読んでようやく本題の「プロ家庭教師」の話につながってくる訳ですが、

私のお勧めする「大きく勝負に出る」というのは「プロ家庭教師を雇う」という選択肢です。

「個別指導塾に通う」ということを考えるかたもいるかと思いますが、

個別指導塾も活用していた私から言わせていただくと、個別指導塾で短期間に効果を出すのは困難、、

いや、はっきりいってほとんど無理だと思います。

残り少ない時間で効果的に結果を目指すのであれば「プロ家庭教師」一択だと断言できます。

プロ家庭教師を雇って、中学受験に臨むことのメリットはたくさんあります。

こちら記事ではプロ家庭教師を雇うメリットをまとめてみたので、ぜひチェックしてみてください。

「プロ家庭教師」を雇うことで、」きっと残り5カ月という時期でも我が子の志望校合格に向けて大きく前進できるはずです。

我が家のケースでも算数は夏休みからプロ家庭教師を入れていましたが、国語については10月からプロ家庭教師をお願いしました。

期間は短かったですが、徹底的に志望校の過去問対策をやっていただき、苦手な国語でも合格ラインを超えるようになりました

一方で、プロ家庭教師の最大のネックとなるのは「コスト」ではないでしょうか。

プロ家庭教師に指導をお願いしていた私としてもはっきりと言えるのですが、

プロ家庭教師は高額だと思います(少なくとも我が家にとっては)。

ただ、それは単純に額面だけとらまえた時の話で、「費用対効果(コスパ)が悪い」という意味ではありません。

では、実際に「プロ家庭教師を雇うのにいくらかかるのか」

という点を我が家のケースをご紹介しつつ、果たしてどのように費用対効果(コスパ)を考えるべきかを考察してみましょう。

まず「プロ家庭教師」といっても当たり前ですがピンからキリまであります。

安いところでは単価5000円/1時間くらいからあります。

ただし、私の個人的な感覚ではきちんと成果にコミットしてくれるプロ家庭教師を雇うのであれば、

最低1万円/1時間くらいと思った方が無難でしょう。

これは家庭教師側の視点で考えれば当然ですが、

「中学受験の結果にコミットできる」=「中学受験の指導経験が豊富」ということで、

指導経験が豊富なプロ家庭教師は雇い主(クライアント)に困ることが少なく、必然的に単価設定が高くなります。

高くても自らを雇ってくれるのだから当然のことです。

実際に我が家のケースでも最初は少し倹約心が働き、

8000円/1時間くらいの安めのプロ家庭教師をお願いしました。

(家庭教師センターを経由しているので、実際の講師の手取りは5~6000円くらいと想定します)

もちろんケースバイケースだとは思いますが、結果としてこの家庭教師の指導に満足いくことはなく、

1カ月ほど様子を見た末に解約をする運びとなりました。

次に、「もう残り少ない時間でケチっている場合ではない」と腹を決めて、

12,000円/1時間くらいのプロ家庭教師を依頼いたしました。

その結果、晴れて受験経験が豊富で志望校合格に向けて熱心な指導をしてくれるプロ家庭教師に出会うことができました。

ちなみに、最終的には算数と国語でそれぞれ別に12,000円/1時間くらいの教師にお願いをすることになりましたが、

どちらも先生も素晴らしく、今思うとこのプロ家庭教師にお願いすることがなかったら、我が子は現在の中学校に通っていなかったと思います。

偏差値も合格率も伸び悩んでいた夏休み終わりの決断は間違っていなかったと思います。

ということで、実際にプロ家庭教師をあれこれ検討、導入した私からのアドバイスとしては

プロ家庭教師のコストはケチってはいけない、むしろ単価が高いほど優秀な教師に出会える確率は高いので、積極的に高い単価の教師を狙うべき。

と言えます。

もちろん、単価が高いだけで中身のない教師だと意味がありませんので、よく見極める必要はありますが、

実際に、高い単価の家庭教師ほど、早々に指導枠が埋まっていく傾向があるようです。

では、次に総額で実際にどの程度費用がかかるのかをご紹介します。

正直、金額を見た瞬間に引いてしまう人もいるかと思いますが、ここで嘘をついても意味がありませんので、

プロ家庭教師で中学受験を検討している方に向けて、現実のコストというものをお伝えします。

まず、基本は1コマ120分です。

最低ラインとして、週2コマ(国語 1コマ・算数 1コマ)を想定しましょう。

もちろん算数だけ、国語だけという選択肢もありますので、その場合は半額としてみてください。

週2コマ(計16時間/計8回)の授業総額は(私の依頼したセンターの場合)、税込で約18万円/月でした。

もし、9月からプロ家庭教師(週2コマ×120分)を開始する場合は、受験本番までに

18万円×5月=90万円がかかる計算になります。

そして、これはあくまで週コマのレギュラー回のみの費用です。

冬休みや1月の受験本番になると追加で授業をお願いすることも出てくると思います。

我が家も受験本番が迫ってくる中で背に腹は代えられぬ、、という思いで

追加授業を計20回ほどお願いしたので、追加授業だけで50万円くらいはかかりました。

つまり、プロ家庭教師に9月~1月までの指導をお願いする場合、

ざっくり100万~150万円くらいはかかってくると覚悟しておいた方がよいかと思います。

もちろん、科目数やコマ数を増やせば、これ以上費用がかかってくることは言うまでもありませんが、

私が実際にプロ家庭教師を利用した感覚としては、

上記のように「週2コマ×120分」をレギュラーとしつつ、冬休み以降に追加授業を20回くらいお願いすると割と本番に向けて十分な対策がとれたという感覚です。

ちなみに、別の記事でも書いていますが、我が家では10月に早稲田アカデミーを退塾して、11月以降はプロ家庭教師1本で受験本番に臨みました。

最後に、この約半年で最低100万円の出費になるであろうプロ家庭教師費用は、果たしてコストと効果が見合うのかという点について触れたいと思います。

これについては、私の答えは確実に「コストに見合う価値あり。迷っているならすぐにプロ家庭教師を申し込むべき」という答えになります。

プロ家庭教師のメリットについては別の記事で詳しく書いたので、ここで触れませんが少なくとも我が子が6年間通う中高学校を少しでも志望度の高い学校にしたいのであれば、迷う余地はないかとも思います。

集団塾に通い続け、周りの生徒さんと同じような指導を受けながらモヤモヤすることもなくなると思います。

また、100万円オーバーという金額についてですが、子供が通う中高学校は一生に一校しかありません。

自分が満足のいく学校に入学できるのか否かはこの先の人生についても少なからず影響はあると思います。

人生において大きな買い物はいくつかあります。

例えば、マイホーム購入だとか結婚資金だとか車の購入などです。どれも数百万から数千万円の出費です。

中高6年間を私立に通わせると決めた時点で、6年間の学費として最低500万円くらいはかかる覚悟を持っているはずです。

そう考えると我が子の入学する学校を左右する100万円という金額は決して高いものではないと私は今でも実感しています。

1ランク上の学校に入学したり、中学受験で成功体験を得たりすることで、結果的にその先の大学受験でもよい結果につながるのであれば、

きっと子供の職業選択の幅も広がるはずで、100万円という投資は何倍ものリターンが見込めるというような考え方を私はしています。

ということで、本日はプロ家庭教師のコストについて考察してみました。

ぜひ、受験まで残り数カ月と迫っている受験生の保護者の方はご参考にしていただけると幸いです!!

【最後にご紹介】

このブログを読んでくださっている方の中には、「プロ家庭教師に興味を持ったけど、実際にどこに申しこんだらいいの?」と迷われている方もいらっしゃると思います。

家庭教師を依頼できる業者は無数にあり、どこの業者に中学受験のサポートをお願いしたらいいのかを判断するのはかなり難しいことです。

色々と比較検討するのも骨が折れる作業ですし、実際のところ我が子の受験サポートでいっぱいいっぱい、無数の家庭教師センターを調べる時間がない、という方も多いと思います(私もそうでした)。

そこで、あくまで参考までに、私が実際に利用してよかった家庭教師センターを紹介したいと思います。

記事でも触れていますが、我が家では1度家庭教師センター選びに失敗をして、業者変更を途中でおこなっている経験がありますので、その経験を踏まえて「失敗しない家庭教師業者」をご紹介します。

インターネット家庭教師Netty
こちらのサービスでは大学生講師も含めて安価な家庭教師コースも用意されています。

しかし、本気で中学受験で結果を求めるには「プレミアムコース」を選択することが必須だと思います。

「プレミアムコース」だと元大手塾講師や家庭教師経験の豊富な講師が登録していますので、ぜひこちらのコースを申し込めるか問い合わせしてみるとよいでしょう。

無料体験授業が用意されている点も良心的です。

(プロ家庭教師の場合は無料体験はなし、初回から有料ということが少なくありません)

プロ家庭教師の講師数には限りがありそうなので、特に夏休み過ぎの時期は迷ったらすぐに問い合わせするとよいかと思います。


②個別指導塾ドクター

こちらは集団塾でもトップの経験を持つ講師の方がマンツーマンで指導してくれる個別指導塾です。

厳密には家庭教師ではないのですが、講師の質が高く、実質「プロ家庭教師」にお願いしていると同等の効果が期待できると思います。コストも一般の個別指導塾よりも頭一つ抜き出て高く、プロ家庭教師と同じくらいですね。

我が家は教室が少し遠かったので実際には申し込みできなかったのですが、無料体験講義を受けに行きまして、本当はここにお願いしたかった、、、という個別指導塾です。

【中学受験専門】個別指導塾ドクター
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